今回は結婚して約10年経つので、結婚してよかった事について話していきます。
男性で結婚していいことあるのか?とか「結婚は人生の墓場」なんて言葉もあるくらいです。
そんな男性が少しでも結婚に前向きなれればと思います。
結婚しない人生を選ぶつもりだった
両親があまり仲が良くなかったので、結婚にはかなりマイナスなイメージが強いかったです。そのせいで小さいころから自分は結婚しないと親にも言っていました。特に母が父の悪口をよく言っていたので、女性は男性の敵だと思っていました。
小さい頃はなんとも思わなかったんですが、自分が生まれ育った地域は女性は男性を立てる文化がかなり強く、男性は家では何もせず、女性が家事をし続けていました。影口くらいはたまに聞きますが、基本的には男性には逆らわず、借金作ろうが、夜に飲み会に行こうが、男性の勝手みたいな感じでした。
自分の母もその文句を言えない文化の被害者だったのでしょう。子供の自分に愚痴をよくこぼしていたのは、きっと大人には言えない文化だったのでしょう。
結婚や子育てはお金がかかるというイメージが強く、お金に苦労してまですることではないと思っていたからです。
30歳手前で気持ちの変化があった
若いうちは周りの人と飲みに行ったり、都会で遊んだりと、退屈なく過ごしていましたが、周りが結婚し、遊ぶことにも飽きてきて、給料は増えていき、お金は貯まるのに、遊ぶことがなく、人生が退屈に思えました。
そこで気付いたのは、貧乏なのはもちろんつらいことですが、退屈なのもつらいということでした。
結婚して、子供が産まれると、たしかにお金がかかります。正直、お金にかなりの余裕ができてから、結婚、出産をした方がいいと、今でも思っていますし、相手は慎重に選んだ方がいいと思います。人生の半分以上を共に過ごす相手ですから。でも、子供が産まれてから、退屈や寂しさは全く感じた事はないです。
若い頃は少しづつ年を取り、老いていき、いつか死ぬのが恐怖に思えました。歳を取るたびに孤独を恐怖に思う気持ちが強くなりました。
実際に結婚してみて
始めは共働きで、お金の余裕も増え、家事の負担も減り、寂しさも感じず、合コンにも呼ばれなくなるので、いいことばかりでした。
ところが子供が産まれると生活が一変します。
妻はバイトだったので、収入が減り、子供のミルクにおむつに、洋服にベビーカーなど出費が増えます。出産後の出費は想像以上に大きかったです。1人目の子供で物選びのさじ加減も分からず、無駄にいいものを選んでいたからです。
さらに出産は想像以上にハードで、妻はしばらくまともに動けないし、子供は夜泣きするし、仕事しながら家事に買い物などすべてこなさないといけません。今考えると、育休を取ればよかったと思います。それでも妻の母が手伝ってくれても大変だったのを覚えています。
妻が元気になっても子供の夜泣きは続きます。しかし、自分の子供は高熱を出して夜中に病院に行くことがなかったので、まだ楽だったと思います。
2人目になると、子育てもなれて、勝手も分かっているし、妻も1人目の出産より回復も早かったし、上の子のおさがりもあるので、特に準備もいらずに、余裕がありました。
子供が産まれての変化
歳を取ることへの恐怖は消えました。自分が老いることの恐怖より、子供の成長がうれしいからです。
本当に子供はかわいいし、何よりの宝です。もちろん、自分も人間ですので、子供相手にいらいらしたりすることもたまにありますが。
本当に子育ては忙しいし、疲れるし、仕事の方が楽かもしれません。
服や靴やオモチャなどで物は増えるし、習い事をしたりすると、お金も時間もかかります。
休みも子供の予定がいっぱいで自分の時間はあまりないです。
お風呂ですら忙しいです。
もちろんお金も基本的な衣食住だけでもかなりかかります。基本外食は禁止で、飲み物は水筒、服はユニクロ、家もボロの社宅です。
独身の頃は新築の賃貸に3年毎に引っ越していました。
結婚するにあたってのアドバイス
1番は結婚前に家計にかなりの余裕を作って、結婚すること。収入の高さではなく、毎月の家計余裕の多さです。収入が高くても、支出が多ければ意味がありません。
あとはチャレンジしたいことや旅行でいってみたいところがある人は、出産前に済ませておくこと。時間がなくなり、疲れますので、余裕がある独身時代に済ませましょう。
相手選びは慎重に!収入が高く、家計管理がしっかりできていても、相手が金銭感覚がめちゃくちゃならもちろん破綻します。ブランド好きな女性や、メイクや美容にお金をかける女性なら、出産後はその負担が自分に来ます。出産や育児で女性もストレスを感じるでしょうから、相手の性格の本質を見なければ、後で自分が痛い目にあいます。実際に金持ちが奥さんの浪費で破綻するパターンも多いですから。
あれこれネガティブな話もしましたが、自分は結婚してよかったです。投資を始めたのも、子供が産まれてからですし、子供が一生懸命生きて、成長している姿を見ると、励みにもなります。子供に人生はいいものだと、思ってもらいたいので、お手本になるように笑顔で明るく過ごしていると、自然とポジティブな性格になったと思います。子供を抱きしめてると、こっちが癒され、幸せホルモンが出ているのを感じます。
結婚を含め、子育て生活は本当に素晴らしいです。
今、結婚で悩んでいる男性は、しっかり準備をして、思い切って飛び込んでみてほしいと思います。
今、3人目の出産を計画していますが、今度は育休を1年取る予定です。
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