お金を貯めるための基本的な考え

【節約→貯蓄→投資】の節約→貯蓄の部分について書いていきます。

 把握

まずは現状を把握していきましょう。

会社員であれば収入は簡単に把握できると思います。

問題は出費です。

独身ならいいですが、家族の出費をすべて把握するのは大変です。

あと、不定期に出るお金も把握が難しいです。家電の故障や友人の結婚式など。

これらも年割や月割にして考えなければいけません。例えば、「毎月1万円貯金できています」と思っていても、洗濯機と冷蔵庫とテレビが5年に1度壊れたて買い替えたら、5年で30万円。2年1度の車検に10万で、5年で25万。結婚式が1年に1度で3万円、5年で15万円。

これだけで5年で70万円の出費です。月1万円の貯金で、5年で60万円。10万円の赤字です。

このように月単体では黒字でも、長い期間で見ると赤字になります。

きちんと家計簿を作らないとこのことにも気付けないし、本人は貯金出来てる気になってます。

このようにまずは実情を正確に把握しましょう。

そのためにおすすめしている方法はマネーフォワードMEとグーグルのスプレッドシートです。Excelを使っている人はスプレッドシートでもExcelでもどちらでもいいです。

マネーフォワードで家計簿を作る手間を省きます。クレジットカードを紐づけして、すべてクレジットカードで支払いをすれば、自動で家計簿につけてくれます。

スプレッドシートではマネーフォワードで作った出費をベースに、家電の買い替え、車の車検、友人の結婚式など、予想を少し高い金額でつけて、月割の出費を計算します。

これで把握ができている状態です。

 生活費の見直し

月割の出費が収入を超える場合は生活水準が高すぎるので、家賃の低いところに引っ越したり、サブスクの見直しなど、月収に収まる範囲まで出費を落とします。間違ってもボーナスなどを計算に入れないでください。

コロナでボーナスが減ったり、なかった会社もあったでしょう。ボーナスや残業代は変化するので基本当てにはせずに、固定給の部分で月割の出費をカバーできるようにします。

自分は手取りで40万円くらいですが、月割の出費は20万くらいです。

無駄な保険やサブスクは解約し、インターネットもスマホのテザリングで済ませています。スマホも格安SIMです。家もおんぼろの3LDKで17000円です。

出費を抑えるコツはミニマリストにあると思い、日々YouTubeで勉強しています。

物を捨てれば、買う気も失せます。

必要なのは生きていくのに最低限いるものと、お金を増やしてくれるもの。この2点に該当しない物は不要です。

物がないと不安だとか、保険でいろいろな事に備えたいという気持ちはわかります。そういう方は1度、貧困な国に行ってみて下さい。日本がどれだけ恵まれた国なのかがわかります。日本にいるだけで物がなくてもどうにかなる気がします。やる気さえあればみんなお金持ちになれます。

 継続

1度、節約が身に付けば、あとは継続するだけです。

ただ、環境は日々変わります。

物価は上がり、結婚や出産、転勤、いろいろとお金事情が変化します。

しかし、その都度、変化に対応して家計を管理しましょう。

基本、(収入-支出)がプラスになるようにコントロールすればいいだけです。

支出が増えそうな場合は早めに収入を上げる努力をしましょう。

まとめ

世の中にはたくさん努力している人がいます。

家計の管理においては、努力する方向を間違えないでください。

仕事をがんばり、収入を増やす事は素晴らしいことです。

その分、ストレス発散で出費が増えてしまうと、意味がありません。

収入を上げるより、出費を減らす方が簡単です。

投資よりも家計管理を優先するのもそのためです。

月に3万円節約できれば、年利4%で計算すると、1000万円を株で運用しているのと同じです。

それだけ節約の力の恩恵は絶大です。

ただ、ご飯を食べないとか、健康を害するような節約はだめです。

健康でいることがなにより大事です。

上手な家計管理で、よりよい人生を送りましょう。

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